腕時計史に大きな影響を与えたロレックスの三大発明。
自動巻き「パーペチュアル」
毎日0時に日付が瞬間的に切り替わる「デイトジャスト」
そして、優れた防水機能を有する「オイスターケース」
今回はこの中の「オイスターケース」と「ロレックスの防水性」についてです。
現行のオイスターケース仕様のモデルの防水性能は、最低でも「100m防水」。
ただ、実際のところ「100m防水」と言われても、いまいちピンときませんよね。
このブログでは、愛用している現行のエクスプローラーを例に、実際に使用していて感じるロレックスの防水性について綴っていこうと思います。
※本ブログの内容は、「現行品」で「メンテナンスがされている」ものを対象として書いています。セミビンテージやビンテージのモデルについては、できるだけ水がかかるのを避けることをオススメします。
オイスターケースとは?
機械式時計にとって、内部に水が入り込むのは致命傷です。
中に水分が入り込んでしまった場合は、早急にオーバーホールをしないと内部パーツが錆びたり劣化したりするリスクが高くなってしまいます。
そのため、機械式時計を正常な状態でに長く使用するために、防水性というのは非常に需要な要素です。
ロレックスが「最高の実用時計」と名高い理由は、この「防水性の高さ」が大きいと思います。
ロレックスが開発した「オイスターケース」はどのようにして防水性を確保しているのか。
それは作りに特徴があります。
①金属の塊から削り出してケースを形成
継ぎ目のない削り出しのケースにすることで、水が入り込む隙間を無くしています。
②リューズをねじ込み式にすることで内部への水の侵入を防ぐ
腕時計の構造上、ケースの継ぎ目を無くしても、リューズの部分は穴を開けなければいけません。
そこから水が内部に入り込むことを防ぐために採用されたのが「ねじ込み式リューズ」です。
リューズさえしっかり締めておけば、強い水圧がかからない限り内部に水が入り込む心配はありません。
雨の日などでも水がかかることを心配する必要がない。
というのが実用時計としてのロレックスの大きな魅力です。
実際のところ大丈夫なの?
ロレックスの防水性が高いとよく言われているけど、実際のところ本当に壊れないの?
と思っている方もいると思います。
写真を見ていただいてもわかるかと思いますが、愛用中の現行エクスプローラーを洗面所でジャブジャブ洗ってます。
特に夏は汗をかくので、週に1回はこんな感じで洗ってます。
現状、不具合はまったく出てません。
大丈夫です。
⚠️くれぐれも洗う前にリューズがしっかり締まっているかを確認するのを忘れずに。
まとめ
ここまで、ロレックスの防水性について書いてきました。
水道でジャブジャブ洗えるぐらい、ロレックスのオイスターケースの防水性能は非常に高いです。
せっかくの良い時計も、汚れていては魅力が半減してしまいます。
いつもキレイな状態で使えるように、定期的に水洗いして気持ちよく使いましょう。
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